今の時期の英語学習

こんにちは。今の時期の英語学習について悩んでいる人も多いと思うので、本番で英語力をピークに持っていくための勉強法を紹介します。
入試本番で大きな比重を占めるのは読解問題です。故に、秋〜冬にかけてどれだけ多くの英文を読み込んだかが一番重要なわけです。もちろん、基礎力なくして読解はできないわけで、単語や文法、文構造理解の勉強もこなす必要があります。しかし、今の時期最も重視すべきなのは基礎を土台とした読解であって、多くの時間を単語や文法の暗記に費やしてしまうのは本末転倒です。言ってみれば、単語や文法の暗記は「作業」であって、「勉強」ではありません。頭を使って考えるのが「勉強」です。「勉強」をするための土台作りとなる「作業」は1学期〜夏にかけてしっかりとやってきているはずなので、取り急ぎ次のステージに進みましょう。秋〜冬にかけてはひたすら「多読」あるのみです!死ぬほど英文読みまくりましょう✌️とはいえ、英文から得られた単語や文法の知識、単語帳や文法問題集も短時間で定期的に繰り返すようにしてくださいね。読解の中で、語彙や文法を再確認して曖昧な箇所は辞書や文法書で確認を!「知識」がなくては「思考」もできません。一方で「知識」ばかりを追っていて「思考」できなければ難関大には太刀打ちできません。英作文がある人はその対策もお忘れなく。単語や文法問題集といった「作業」ばかりしているのに、勉強した気になっていませんか?毎日長文読んでますか?やり方・復習法は授業で指示した方法で、頑張りましょう!

・センター英語について
この時期、国公立志望者を中心にセンターの勉強に完全シフトしてしまう生徒が毎年散見されますが、これ、かなり危険です😇センターが終わって、いざ二次の問題を解いてみるとサッパリ分からなくなってしまっているという悲劇が生まれます。なぜなら、センター英語で求められているのは、基礎的な語彙・文法力を土台とした「処理能力」だからです。センターの本格的な対策を始めるのは12月に入ってからにして、今の時期は「思考力」・「表現力」重視の国公立二次・私大の勉強に軸足を置きましょう。

現場からは以上でした!!

(Y)our Learning Methods

担当講座の大学受験英語・民間英語試験に関する学習法を提供