6月TOEIC L&R受験
今日は3ヶ月ぶりにTOEIC受けてきました。久々の受験だったので、解きながら問題別の解法を思い出していきました。いい機会なので今回は、TOEICを始めとする民間試験の対策について書こうと思います。ご存知の通り、入試英語の四技能化として今の高1生から民間試験を使った入試が本格的に始まりますが、今の高2、高3生も一部大学では英検やTEAP等のスコアで加点や試験免除になるところがあります。そのために、英検の取得を目指している人もいると思います。民間英語試験で高得点、あるいは合格点をとる方法は、①頻出単語・表現の網羅、②試験慣れ、この2つだと思います。
①頻出単語・表現の網羅
例えば、TOEICでは、通常は「船」という意味で習うshipが「出荷する」という意味で出たり、brochure「パンフレット」、voucher「クーポン券」、itinerary「旅程表」、magazine≒publication ≒periodical「出版物」の言い換え、headquarter 「本社」↔︎branch「支社」など、難単語ではないが、学校や受験勉強などではあまり習わない単語が頻出です。また、英検2級や準1級は、リスニング、リーディングのレベルは、大学受験と比べてそこまで難しくないのに対し、語彙レベルは高いので、英検用の単語を覚える必要があります。故に、その試験用の市販の単語集(TOEICであれば金フレ、キクタン等、英検であればパス単、TOEFLであればTOEFL英単語等)を暗記することが重要です。
②試験慣れ
受験勉強で行なっている英語基礎力と、頻出単語がマスターできていれば、英検やTOEICの試験の英文自体はそこまで難しくありません。しかし、その試験特有の出題や、パターン、時間配分等をつかむためにも、模試や過去問等を繰り返し行い、慣れて行くことが重要です。復習法としては、リスニングはシャドーイング(スクリプトなし→スクリプトあり)、リーディングはその問題をもう一度精読→解答します。ライティングがある試験は、まずはライティングの基本であるIntroduction→Body→Conclusionのフレームで英文を書くことを身につけ、様々なトピックを使いながら練習していきましょう。また、この時に出てきた知らない単語や表現はまとめて覚えます。
実際に、この頻出単語の暗記→問題慣れという勉強方法で多くの民間英語試験は突破できます。(TOEFL・IELTS等アカデミックな試験は+αの対策が必要)。TOEICは就活などで大学生が受けるケースが多いですが、きちんと受験勉強をしてセンター試験で8割くらい取れる実力をつければ、上記の方法で簡単に700〜900点くらいは取ることができます。今勉強している受験英語は将来の英語力の基礎になることは間違いないので、目の前の英語学習を頑張っていきましょう!僕自身も教えるだけでなく、これからもプレーヤーとして様々な試験を受けていき、English 4skillsを磨いていきたいと思います!
0コメント