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冬期英語復習法&過去問活用法

どうもお久しぶりです。ここのところ多忙を極めており、冬期講習の復習法の更新を失念していました。申し訳ありません。

・冬期『英語テーマ別解法総整理』復習法

①FINAL CHECKLIST(知識編)の復習法

講義で書き込みを加えたテキストをもとに何度も反復学習を行い、定着を図ります。自分で他の問題集や過去問等を解いて出てきた内容もプラスαで加えることで情報の一元化を行い、直前期の学習効率を高めていきましょう。

②読解・作文編の復習法

まずは、長文の論理関係を把握する際のポイントについて最終確認をしたら、次に設問を「解く」ことに重点を置いて復習を行いましょう。どんなに完璧に文章論理を把握できたとしても、設問が解けなければ何の意味もありません。講義での解説をもとに、設問の先読み方法や、設問形式別の対処法、正答にいたるまでの思考プロセスをたどりましょう。特に、内容一致問題などでは、本文中の解答根拠→選択肢の関係性も意識しましょう。正しい選択肢は、本文中の解答根拠の表面的言い換えになっているもの、本文中の解答根拠をコンパクトにまとめている(演繹的な)もの、本文中の解答根拠をより具体的に言い表した(帰納的な)もの、本文中の解答根拠に推論過程を取り込んだものなど、様々なパターンが存在します。次に、作文に関しては付録の「英作文特講」も熟読し、過去問や補充問題を用いて実際に書いてみて、添削をうけましょう。自由英作文も同様です。テキスト中のその他の付録も最大限に活用してください!!


・過去問(英語)の活用法

受験生にとって今の時期に最高の題材となるのが志望校の過去問です。しかし、この過去問は使い方次第では全く意味のない学習になってしまうため、注意が必要です。

過去問の解き方

①制限時間通りに辞書を用いず、本番と同じ形式で解く

これをすることで、本番のシミュレーションを行い、時間配分や実践力を養うことができます。本番を意識して解く必要があるので、必ず通しで行いましょう。

②今度は時間無制限かつ辞書を使用しながら丁寧に解く

さきほどの制限時間通りに本番のように解く練習をした後、すぐに答え合わせをしてできたの、できてないのなど一喜一憂する受験生がいますが、それはかなりもったいない過去問の使い方です、、過去問はただ実践力を養うだけでなく、そこから新たに学ぶべきことを発見する題材でもあります。時間を気にせず辞書を使い、細部まで丁寧に解く(できれば満点を取ることを目指す)ことで、①の段階では気づけなかったこと(どうすればこの設問は解けたのか?自分には何が足りなくてこの設問がわからなかったのか?等)を学べます。そこで足りなかったことが、自分の課題であり伸び代でもあるわけです。ただなんとなく時間通りに問題を解くだけでなく、過去問から学び、学力向上につなげるには②の解き方も必ず行うべきです。①だけやっててきとうに採点してるだけでは単なる自己満足です。つまり、過去問の解答を2通作り、両方の作業が終わった段階で答え合わせをしたり、解説を読んだりします。①の段階で答えを見てしまっては、その時点で学力は向上しません。この方法で過去問を解くと、1年分やるだけでもかなり時間がかかるので、たくさんの年度数をこなすことは難しかもしれません。しかし、てきとうなやり方で何年分もやって学力が向上しない自己満足になってしまうより、質を高めて解くことをお勧めします、過去問は単なる本番のための予行演習ではなく、学びの宝庫です。ただ本番のように解くだけではもったいなさすぎます!!①、②両方やってこその過去問です。頑張ってください。

さて、以前も講義中に言いましたが、センター試験が近いからといって国公立二次・私大の問題を全くやらないでセンターに完全シフトしてしまうことは絶対やめてくださいね、、加えて、定期的な単語と文構造理解のメンテナンスは直前期でもお忘れなく。では、残り少ない時間の中でしっかりとやるべきことに優先順位をつけて、最後まで頑張っていきましょう!!

https://yi-learningmethod.themedia.jp/posts/5413603

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担当講座の大学受験英語・民間英語試験に関する学習法を提供